物的な事柄に関しては結婚式場側から金銭的な補償が受けられる

結婚式、披露宴で式場側に依頼していたことが実行されなかった、数が足らなかった、重大なミスをしたという不祥事が起きた際、新郎新婦側は損害賠償が出来るか?に関してお伝えします。

 

大切なイベントを式場側のミスで台無しにされた、ゲストに申し訳ないなど、新郎新婦の残念なお気持ちは充分に理解できます。

 

式場側にミスがあった場合、費用の返還請求は出来ます。

 

しかし、精神的なダメージに対する補償はされないと考えておいて下さい。

 

 

契約内容の不履行に対しては費用の返還を求めるべき

実行されなかった内容に対しての補償

実行されなかった
内容に対しての補償

結婚式をあげるという契約を式場と交わした以上、式場側には契約内容を全て実行する履行義務が発生します。

 

相手が約束を守らず、基本的義務を果たさなかった場合、相手は債務不履行となります。 .

 

その履行を以って利用者である新郎新婦側は対価の代金を支払いますが、何らかの要因で履行されなかったことに関しては支払いをする義務はなく、既に前払いで全ての解約内容の代金を支払っているならば、返金を請求することが可能となります。

 

但し、式場側のミスによる新郎新婦側が受けた精神的なダメージに対する慰謝料や法的な損害賠償請求に関しては、事実上、出来ないと考えておいて下さい。

 

モノに対する金銭補償は出来ても心に対する金銭補償はされない

予約していた演出が実行されなかった、手配をしていたクルマが配車されなかった、料理の品数が1つ欠けていたなど、物理的に契約内容に含まれていたことが履行されなかった分については、明らかに費用の返還を求めるべきです。

 

しかし同時に契約内容は履行された、オーダーした事柄は全て欠けることなく実行された、しかしアレンジ方法、演出、タイミングが新郎新婦の希望と違っていて、精神的なダメージを受けたという場合、それを金額にして補償するのは困難であり、また客観的で公平な立証も事実上不可能です。

 

物的な補償は出来ても、精神的な補償は受けられないと考えておくべきです。

 

それゆえに、結婚式の事前の綿密な打ち合わせは必要不可欠なのです。

 

結婚式場側が自分たちのミスを認める場合、大多数は費用の返還も含めて誠意のある対応をするケースが殆どです。

 

また新郎新婦が法的に慰謝料請求をして、それが認められたというケースは聞いたことがありません。

 

ですが、どうしても結婚式場側の事後の対応に納得が出来ない場合は、弁護士に相談してみることをお勧めします。

 

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