新郎新婦の天国の新婦のお父さんへの報告に感動した結婚式

お父さんに報告した新郎

お父さんに
報告した新郎

大学時代の友人から、結婚式への招待状が届きました。

 

招待状を開けて見た第一印象は、「あいつ、こんなに見栄を張る奴だったかな?いったい幾ら結婚式の費用につぎ込むんだ!?」というものでした。

 

何故なら、そこに書いてある結婚式の会場が、誰もが知っていると言って過言でない超高層ビルの最上階だったからです。

 

 

誰もが知っている超高層ビルの最上階での挙式

「あの高級ホテルで結婚式をあげるなんて…これはかなり費用をかけた豪華な結婚式だな!」と先ず感じました。

 

正直なところ、「こんな高級ホテルでの結婚式に出席するとなると、中途半端なご祝儀では済まないなぁ… こちらの費用もかさむから、適当な理由をつけ行くのは辞めようかなぁ…」とさえ思ったものです。

 

とはいえ、彼が勤める会社と取引関係もある職場にいる身としては、無碍に「不参加」を伝えるわけにはいかず、世間相場と考えたご祝儀を持ち、申し訳ないが「何で招くんだよ…」という気持ちで参加することにしました。

 

結婚式自体は地味

天国のお父さんへ

天国のお父さんへ

結婚式会場に入りセレモニーが進むにつれ、出てくる料理やお色直し後の花嫁さんをみて、「アレ!?想像していたのと違い、意外に地味だな…」と思ったものです。

 

「ご参加頂きました方々には、ご歓談を…」という段になり、友人の所に「おめでとう」を言いにビール瓶を片手に向かいました。

 

その時そっと彼の耳元で、「こんな高級な場所での結婚式披露宴だから、費用も半端じゃないだろう?」と冷やかし半分で聞いてみました。

 

友人は真顔で、「場所代が挙式費用の7割。だから料理などには、あまり費用がかけられなかった、スマン!」と詫びたのです。

 

天国へのメッセージ

友人に「申し訳ないことを言ってしまった、穴があったら入りたい…」と私が恥じ入るまで、さして時間はかかりませんでした。

 

司会者(会社同僚)が、「新郎新婦から、新婦のお父さんにご報告があります.。」と、一本のマイクを新郎に手渡しました。

 

あれっ?、と思いました。

 

テーブルが同じだった方から、「○○さん(新婦)が幼い頃に亡くなったお父さんも、あの世できっと娘の結婚を喜んでいるでしょう…」と聞かされていたからです。

 

新郎新婦の二人は、高層ビルの最上階の大きな窓の近くに進みました。

 

まず友人が上空に目を向け、「お父さん、私が○○さんの亭主になる△△です。

 

お父さん、私の顔が見えますか、○○さんをきっと幸せにします!!」と叫びました。

 

マイクは新婦の手に渡りました。

 

新婦は「お父さん、見守ってね…」と涙声で喋るのが、精一杯でした。

 

私の目も涙に溢れていました。

 

感動の一瞬でした。

 

友人が、高い費用をかけて、この高層ビルの最上階を結婚式の会場に選んだ意味が、この鈍い私にも分かったからです。

 

そうです、天国になるべく近い高い場所で、妻となる新婦のお父さんに結婚の報告をするためだったのです。

 

後日友人に結婚式で費用のことばかり話した非礼を詫び、「すごい演出、名アイディアだった!」と、メールを送りました。

 

これは演出なのだと頭では思っていても、ジーンとしてしまい、涙がこみ上げてくることがあります。

 

そういう演出って、素晴らしいですよね。

 

特に人生の節目などにそんな演出ができる人は素晴らしいと思います。

 

当サイト管理人のコメント

当サイト管理人のコメント

当サイトのこちらのカテゴリー「費用節約しインパクトある感動的な結婚式演出」でも色々と費用が節約できるお勧めの演出、サプライズをご紹介していますが、やはり最も人を感動させるのは、「心」といえるでしょう。

 

挙式費用の高いホテルの最上階を選んだのは、少しでも天国のお父さんに近い所で、という深い考え、そして優しい気持ちが新郎新婦にあったのです。

 

アイデアだけに頼らず、心のこもった、真心からの演出を心がける結婚式というものは、このように多くの人に感動を与えてくれますね。

 

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